適応障害やうつ病は甘えではない!!

皆さんは、「適応障害」や「うつ病」という病気を聞き、どう思いますか?最近では女優の深田恭子さんがこの病気を患い、休養した後に復帰したというニュースが話題となりました。
また、皇后雅子様もこの病気になったことがあると聞きました。
中には適応障害にかかったことがある方、この病気に悩まされた方もいると思います。
また「適応障害やうつ病の人は甘えだ」と考えている人もいると思います。
ここで、適応障害やうつ病について私の体験を踏まえてお話ししたいと思います。
●適応障害やうつ病とは何か● 適応障害は、上司のパワハラ、会社の人間関係、職場環境など自分がストレスになるものにより精神的なダメージを受ける精神病です。
病気は主に何事にもまじめな人に発症しやすいそうです。
症状は精神面では、抑うつ状態や普段気にしない些細な事も不安や恐怖を抱いたりします。
体力面では不眠症、食欲不振、動悸が激しかったりします。
さらにそれから5年くらいたつと「うつ病」になるとしんだんされます。
※諸説あり 私の場合は適応障害と診断され、症状としては精神面では抑うつ状態やあまり気にしない事に不安や恐怖、絶望に感じる事が多くなり、身体面では不眠症、食欲不振、動悸が激しかったりなどの症状が出ました。
●対処法● 精神病を発症したら、会社と相談し1ヶ月~3ヶ月お休みしたり、異動願いを出したりしてストレスの要因となるものから離れてください。
そうすることで気持ちが楽になり、心に余裕ができます。
または思い切って転職して新しい環境で仕事をするなどしてください。
私は約3ヶ月ほど休みをいただき、後に復職しましたが再発してしまい、最終的に退職しました。
●気をつけるべきこと● 絶対にひとりで決断せず、そして抱え込まずに家族や会社、信頼できる人に相談してください。
私は「何でも一人でやらなくては」と思っていたので、勝手に診断書を作成してもらい自分ひとりで行いました。
その結果、家族からは怒られ、さらに抑うつ状態になり、自殺願望を抱くようになり、さらに人間不信になりました。
また、身近にそういう人がいましたら、親身になって接してください。
「頑張れ」や「気にするな」の言葉はその人にとってはプレッシャーになりますのでなるべく言わないようにしてください。
●まとめ● うつ病や適応障害などの精神病はいわゆる「心の病気」です。
アトピー性皮膚炎や骨折など”目に見える病気”は、「病気なんだな」なと考えると思います。
しかし、精神病は体ではなく心にできる”目に見えない病気”です。
社会復帰したくても、過去の事がトラウマとなり恐怖で出来ない人もいます。
ですのでその人を責めたり、悪く考えるのではなく、「自分にも非があるのでは」と考えてみてください。
何気ない行動、言動がその人にとってはつらい事だと捉えてしまいますので、そこを理解していただければと思います。
テックキャンプ 給付金