仕事でのストレスの限界を知ることが大切

職場では、強いストレスを受けながら、日常の作業をこなしていることはよくあります。
苦手な人と仕事をこなさなければならなかったり、指導者から常に叱責され続けたり、自分の能力ではやりきれない仕事を任されたりします。
同じ仕事をしていても、ストレスを感じる人と感じない人といますし、少しのストレスですぐに体調を崩してしまう人などもいます。
ストレスを感じることがやむをえないならば、自分はどのくらいまでのストレスに耐えられるかを把握しておくことです。
多大なストレスを受けきれずにいると、体の具合が悪くなったり、メンタルの病になってしまうことがあります。
多くの人は、ストレスを抱えきれなくなると体調や思考に変化が現れますので、早いうちに気づけるようにしましょう。
もうだめだというところまでストレスを貯め込みながら、対策を立てずに我慢を続けていると、こらえきれなくなって、反動が来てしまうでしょう。
その上、ストレスのせいで身体トラブルが起きたとしても、ストレスのせいだと気づけないこともあり、そうなるとストレス源対策もできず、休むことしかできない場合もあります。
本当はストレスのせいなのに、吐き気やめまい、疲れがとれない、意欲が出ないといった症状自体は、身体的な不調であり休んでいれば治ると判断されがちです。
自分はどこまでのストレスに耐えられるかを知っておくことや、ストレスがかかりすぎる事態は極力避けるようにすることが重要です。
どんなに仕事や家庭のことを頑張りたくても、資本となる心と体の状態が万全でなければ、やりたいことができなくなってしまいます。
ぎりぎりまで我慢して、最後の最後に破裂するようなストレスの貯め方をしていると、自分にも回りにもよくありません。