40代にさしかかり、結婚をどうしてもしたい私にとってマッチングアプリで出会いを求めると言うことは最終手段でした。
40代のおばさんが言うことではないかも知れませんが、自然に出会い、惹かれ合い恋愛をして愛を育んで結婚することを理想としていたからです。
でも後がない私は勇気をだしてマッチングアプリを利用することに決めました。
それでもやはりマッチングアプリで結婚相手を探していることは職場の人にも親にもいえませんでした。
ただ何でも話せる大学時代からの親友には少し話をしました。
彼女は既に結婚をして2人の子供のママをしていて立場は全然違いますが相談をしてみました。
彼女は「うらやましい、そうやって自分にぴったりな人を探すことができるのだから」と言ったのです。
熱い長い大恋愛の末結ばれて幸せそうに見えますが、結婚してから結婚相手のことを色々わかり、まるで別人と結婚したのでは、と思うほどだ、と言うのです。
つまり付き合っている、と言うコトと、結婚して一緒に生活をすると言うことは全く別のこと、とも言いました。
ですので自分はどんな人と結婚すれば良いのか考えておけば探しやすい、とアドバイスもくれました。
既婚者に相談して良かったと思いました。
まず私は自己分析、自分はどういう性格でどういう人間なのかを考えました。
私は結婚しても仕事を続けたい、それがまず一番大切でした。
そして趣味は旅行で、結婚相手と一緒に日本中、世界中を旅行したいとも考えていました。
家事に関しては大雑把で適当なところがあると自分で分かっています。
もちろん結婚すればきちんと仕事をしながらも家事をこなしたいと思っていますが、こんな私でもお互い助け合おう、と言ってくれる人が理想だと思いました。
それから自分にあったマッチングアプリ探し始めました。
色々種類のあるなかで真面目に結婚を目的とする年齢層が少し高めのものを選びました。
初めてのことだったのでたくさんの人が登録していることにびっくりしました。
同じように旅行が趣味の人もたくさんいました。
私は勇気を出して同じ40代前半の会社員の真面目そうな電車旅行が趣味の人にいいね、を押してみました。
するとしばらくして彼もいいね、を私におしてくれて、マッチングしたのです。
そしてメッセージを交換することになりました。
お互い仕事の合間にメッセージをしているうちに、彼とのやりとりがとても楽しくなりました。
最後に付き合ったのは35歳の時だったので、年甲斐もなく久々に張りのある毎日を送るようになったのです。
他のカップルはどれくらいすればデートをするのかは知りませんが、彼は4ヶ月ほどメッセージのやりとりをしてから直接会うことにしました。
私は毎日メールをしていてお互いのことを分かってきたし、結婚も考えているのであまり若作りもせず、ありのままの自分で勝負することにしました。
それがよかったのか彼はリラックスして初デートができた、と言ってくれ次に会う約束もできました。
私からの彼の印象もよくメッセージでやりとりしていたままの人で安心してデートができました。
既にお互い40を過ぎているので普通にドライブと食事だけのデートでしたがゆっくりした時間が過ごせました。