旧耐震基準の物件を購入する場合には注意!
旧耐震基準の物件を選ぶことで、都心部などの地価の高い地域でも低価格で購入できるメリットがあります。
しかし、注意しなければならない点も存在します。
以下では、旧耐震基準の物件を購入する前に注意すべきポイントを説明します。
建物の耐震補強工事の有無について
まず、耐震性は非常に重要なポイントです。
もし建物の耐震性に問題がある場合、入居前に耐震補強工事を行う必要があります。
したがって、購入予定の物件に耐震補強工事が必要であるかどうかを事前に確認する必要があります。
また、耐震補強工事にかかる費用を予算に含めることも重要です。
参考ページ:新耐震基準確認方法|旧耐震基準と新耐震基準の確認方法とは?
住宅ローン「フラット35」の利用可能性について
もし住宅ローン「フラット35」を利用して物件を購入する場合、建物が新しい耐震基準に適合している必要があります。
具体的には、耐震基準適合証明書を取得した住宅であることが求められます。
しかし、すべての新築住宅がこの基準を満たしているわけではありません。
そのため、フラット35を利用する場合には、購入予定の物件が新耐震基準に適合しているかを確認する必要があります。
この確認は専門家による調査が必要ですし、すべての物件が適合証明書を取得できるわけではありません。
したがって、フラット35を利用したい場合には、物件の耐震性について詳しく調査し、専門家の意見を仰ぐことが大切です。
適合証明書の取得可否は、具体的な物件や地域の条件によって異なるため、慎重な判断が必要です。