アフリカのブルキナファソで兵士が暴徒。複数の被害。

今日は国際情勢のお話です。
西アフリカのブルキナファソという国で1月23日、軍幹部の交代やイスラム過激派との戦闘用装備の拡充を求め、複数の軍施設で兵士が暴動を起こした。
23日の夜には、首都ワガドゥグにあるロッシュ・カボレ大統領の私邸付近で銃声が聞こえた。
この暴動を受け、ブルキナファソ当局は午後8時以降、「追って通知があるまで」を期限とする夜間外出禁止令を発令した。
なお複数の軍事施設で銃撃戦があり、与党の本部にも火がついた。
とのことです。
軍事クーデターの可能性もあるとみられていたが、政府は即座に否定した。
暴動した兵士が出した要求は、カボレ大統領の辞任は含まれていないが、イスラム過激派に対する戦略の改善を強く求めている。
AFPが入手した音声によると、ワガドゥグにあるサングル・ラミサナ基地の兵士は、イスラム過激派と戦うための「十分な物資の割り当て」を要求した。
暴徒はまた、軍高官の「交代」、負傷した兵士の治療条件の改善、戦死した兵士の家族への支援強化を要求している。
ブルキナファソは、2015年に隣国マリから侵攻したイスラム過激派による連続襲撃事件に見舞われている。
同国の軍隊は訓練も装備も不十分で、多勢に無勢だ。
AFPの統計によると、イスラム過激派による攻撃でこれまでに約2000人が死亡している。
緊急事態当局によると、約150万人が国内避難民となっている。
私は、アフリカには訪問したことはありませんが、とても気になるニュースです。
本当に世の中が平和になれば良いのですが。