僕についてきて。の君の手はどこに

私の息子は小さな頃からどこかに出かけると「僕についてきて。
」と言わんばかりに先頭を歩きたがりました。
まぁ、すぐ後ろにお母さんがいるものだと思っていたのでしょうね。
ショッピングモールに買い物に行っても海やプール、お祭りなどに行く時もワクワクがとまらないようで私の手を強く引っ張って行きました。
周りが見渡せる所はまだ大丈夫なのですが、人が多い所に行くとちょっと大変で、お祭りなどで並んでいるようの所で待っている時間です。
次の行きたい所を探したりして集中力が途切れた後に、列が進むと息子は私の手だと思い込み、違う人の手を握り歩いて行ったりしました。
それに気付いた私達は、いつ気が付くのだろうとすぐ後ろをついて行きました。
握られた人もビックリしていましたが、すぐ後ろの私達に気付き、お辞儀して微笑むと合わせて少しの間歩いてくれました。
何かを見つけてそこに向かおうとした時に、そこに行きたいと言おうと見上げた顔が私じゃない事に気が付きました。
その時のビックリした顔を見て、後ろから私達は笑いました。
一緒に歩いてくれた人も笑ってくれましたが、息子はビックリと恥ずかしさで私の方に泣きそうになりながら叩いてきました。
見えている範囲で巻き込んでしまった人も良い人達だったので良かったです。
侍エンジニア塾 炎上