自宅学習をして取得した国家試験

私は以前、ある専門学校で講師の仕事をしていたことがあります。
最初は当時、得意だった英語に関するクラスだけを受け持つ予定で始めた仕事だったのですが、成り行きで自分が持っていない国家試験のクラスも受け持つことになってしまいました。
実はその国家試験は私がまだ10代後半で通っていた専門学校時代にチャレンジしたことがあった試験だったのですが、当時の努力がぜんぜん足りなかったために合格することが出来なかったものでした。
それから長い月日が経った後に自分がその国家試験をまさか「教える」立場になるとは全く思っていませんでしたが、受け持ちの学生たちのために私は必死に自宅学習をすることによって何とかクラスをこなすことが出来ました。
ですが学生たちに教えるためには、まず自分自身がその国家試験の大枠と詳細の両方について理解する必要がありますし、それを学生たちに分かりやすい形で教える必要があります。
そうするためには長い時間が必要でしたし、学生たちのことを考えたら手抜きは出来ませんので、フルタイムの仕事をしながらの自宅学習ですので本当に大変でした。
平日は仕事を終えて家に帰ってから夕食の準備をして食べた後、数時間、毎日、自宅学習を行いました。
そして週末は自宅でずっと学習するとモチベーションをずっと保つのが難しかったので、カフェなどに行って平日とは違う環境に身を置いて一生懸命に勉強を続けました。
そういう生活をおよそ半年ほど続けた後、国家試験の受験日となって、学生たちと一緒に受験しました。
そして私は無事にその国家試験に合格することが出来ましたので本当に嬉しかったです。
ただ残念ながら学生たちの合格率はあまり良い結果では無かったのが心残りでした。
その後もその仕事を続けたので、どうやったら学生たちにもっと上手く教えることが出来るかを研究し続けました。
気づいたのが、合格率の高い学生たちにはある共通点がありました。
幼少期から自宅学習の教材を使っていたこと。
代表的なのは進研ゼミですが、それをやっていた学生は優秀な成績をおさめる傾向にありました。
進研ゼミの教材はこんな内容です。